1 歳の「噛みつき」「叩く」を発達として読む

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対象
1〜2 歳の子の保護者・保育関係者
文字数目安
2,400字
ステータス
ドラフト v1(査読付き論文を中心に出典付与)

リード

公園で隣の子のおもちゃに手が伸びて、止めようとした瞬間、自分の子が相手の腕に噛みついた。保育所からの連絡帳に「お友達を叩いてしまいました」と書かれている。家でも、抱っこから降ろされた途端に親の太ももを噛む。

1 歳前後から 2 歳代にかけて、保護者の頭の中の優先順位がこの問題に占有される時期がある。「うちの子は乱暴だろうか」「親の関わり方が悪いのだろうか」「このまま暴力的な子になるのではないか」。育児書には「叱る」「叱らない」「気をそらす」「代弁する」など、対立する助言が並ぶ。

この記事では、1 歳の身体的攻撃を、しつけの失敗としてではなく、発達のひとつの局面として読み直す。「異常ではないが、放置でもない」という、混雑した立ち位置を整理してみたい。