8歳の記憶の境界線 — 日記が自伝的記憶に何をするか

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対象
小学生の子を持つ保護者
文字数目安
2,100字
ステータス
ドラフト v1

リード

「将来の自分へ」と書いた手紙を、タイムカプセルに入れる小学校の行事がある。子どもたちが真剣に書くのは、未来の自分が現在の自分を「知りたいと思うだろう」という直感があるからではないか。この直感は、発達研究の観点からも正しい。

自伝的記憶の研究は、子ども自身が記録する行為が記憶と自己の発達に与える影響を少しずつ解明してきた。そしてその知見は、なぜ8歳前後が子どもに日記を手渡す最初の節目として機能するかを説明してくれる。