話さなくなった子どもを心配する前に — 秘密の発達研究が示すこと

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対象
小学校中学年以降の子を持つ保護者
文字数目安
2,100字
ステータス
ドラフト v1

リード

小学校1年生のころは、学校であったことを細々と話してくれた。給食のメニュー、体育で誰と組んだか、先生にどんなことを言われたか——夕食のたびに情報が溢れた。それが4年生になると、「どうだった?」と聞いても「別に」「普通」の2語で終わる日が増える。

この変化を「コミュニケーションの断絶」として心配する気持ちは理解できる。しかし発達研究が示しているのは、この減少が多くの場合、関係の悪化ではなくの発達の自然な表れであるという事実だ。

子どもが「秘密」を持つようになる時期の意味を、発達心理学の観点から整理してみる。