写真3万枚問題 — スマホとアプリの棲み分けと、検索可能性の話

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対象
0〜6歳の子の保護者
文字数目安
2,400字
ステータス
ドラフト v2(査読付き論文を中心に出典付与)

リード

子が生まれてから 6 年経つと、スマホの中の写真は 3 万枚を超えていることが珍しくない。年間にして 3,000〜5,000 枚。1 日あたり 10〜15 枚というペースは、誰かが意識的に「撮りすぎ」ているわけではなく、ふつうに記録していくとそうなる、というだけの話だ [要出典: 日本国内の家庭スマホ写真撮影量の実測値]。

ここで起きるのは、「撮ったはずなのに、見つからない」という奇妙な状態である。たしかにあの日、たしかにあの場所で撮った。けれど、3 万枚のカメラロールから一枚を引き出すのは、思っているより難しい。

写真を撮る技術は、この 20 年で家庭に行き渡った。けれど、撮ったあとに「見返せる状態」をつくる技術は、まだ追いついていない。本稿は、この量と検索性のずれについて整理してみる。