子が成人したとき、記録を渡すか・残すか — 育児記録の最終配達先

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対象
0〜6歳の子の保護者(少し未来を考えたい人)
文字数目安
2,500字
ステータス
ドラフト v2(査読付き論文を中心に出典付与)

リード

母子手帳の保管期間について、調べたことがあるだろうか。

自治体の案内を見ると、おおむね子が成人するまで(18 歳前後)保管が望ましい、という記述に行きあたる。一方で、その後どう扱えばよいかについては、ほとんど何も書かれていない。

20 歳を過ぎた子の母子手帳は、誰のものなのか。捨てていいのか、本人に渡すのか、家族の歴史として保管し続けるのか。

これは母子手帳に限らない。スマホに溜まった写真、育児ログ、保育園の連絡帳、健診結果。現在せっせと残している育児記録には、まだ「最終配達先」が決まっていない。本稿では、まだ来ない未来の問いを、今のうちに少しだけ整理しておく。