リード
「将来の自分へ」と書いた手紙を、タイムカプセルに入れる小学校の行事がある。子どもたちが真剣に書くのは、未来の自分が現在の自分を「知りたいと思うだろう」という直感があるからではないか。この直感は、発達研究から見ても的外れではない。
自伝的記憶の研究は、記憶と自己がどう育っていくかを少しずつ解明してきた。そしてその知見は、なぜ8歳前後が子どもに日記を手渡すひとつの目安になりうるかを考える手がかりにもなる。
「将来の自分へ」と書いた手紙を、タイムカプセルに入れる小学校の行事がある。子どもたちが真剣に書くのは、未来の自分が現在の自分を「知りたいと思うだろう」という直感があるからではないか。この直感は、発達研究から見ても的外れではない。
自伝的記憶の研究は、記憶と自己がどう育っていくかを少しずつ解明してきた。そしてその知見は、なぜ8歳前後が子どもに日記を手渡すひとつの目安になりうるかを考える手がかりにもなる。