卒園式と「節目」の心理 — 親側の記憶を残す

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対象
子どもの卒園・入学を控えた保護者
文字数目安
2,100字
ステータス
ドラフト v1

リード

卒園式が終わったあと、子どもはあっという間に友達のところへ走っていった。写真を撮ろうとしたら、もう背中しか見えなかった。

あの式の間、子どもよりも自分のほうが泣いていた。なぜあんなに泣いたのか、帰り道で考えた。子どもへの感傷だけでは説明できない何かが、あの場にはあった気がする。

節目の儀式が、なぜ人を動かすのか。そして親にとって、卒園式という体験はどのような意味を持つのか。心理学と家族療法の知見を手がかりに、考えてみたい。