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「ママ嫌い」と言われた日の処方箋

執筆: 森口 蓮音2026年5月13日 公開2026年5月17日 更新読了時間 約 7 分English version available
対象
2〜5歳の子の保護者

3行まとめ

  • ·「ママ嫌い」は辞書通りの意味でないことがほとんどで、手持ちの語彙で「いまの状況が嫌い」を表現しているにすぎない
  • ·傷ついた事実を急いで否定せず、「自分は傷ついている」と認めてから翌日の関わり方を選ぶ順番が大事
  • ·言われた言葉と自分の心の動きを書き残しておくと、数年後に当時の動揺と現在の関係の対比が見えてくる

目次

  1. リード
  2. 幼児の「嫌い」は、辞書通りの意味ではないことが多い
  3. 傷つかないようにする必要はない
  4. 「その瞬間の返し」より「翌日の続き」
  5. 言葉をそのまま書き残しておく
  6. ただし、危険信号は別物として扱う
  7. まとめ
  8. References

リード

夕方、何でもない場面で、子の口からその一言が出る。「ママ、きらい」。あるいは「パパ、あっちいって」。理由はよくわからない。さっきまで膝の上で笑っていたのに。

頭では「子どもが言うことだから」とわかっている。それでも、胸の真ん中が少しだけ冷たくなる。夜になっても、その一言だけが頭に残る。

この記事は、そう言われた日の自分のための処方箋を、いくつかの角度から書いてみたい。子をどう育てるかではなく、そう言われた親のほうがどう自分を扱うか、という話である。

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