英語は早く始めるほど有利か — 第二言語習得研究が示す「臨界期」の現実

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対象
0〜12歳の子を持つ保護者(特に英語教育を検討している家庭)
文字数目安
2,200字
ステータス
ドラフト v1

リード

「英語は早く始めなければ」という焦りが、乳幼児を持つ保護者の間で広く共有されている。子どもの脳は柔軟で、幼いうちほど言語を吸収しやすいという認識は、科学的な裏づけを持つように思える。英会話教室への早期通学、英語の絵本や動画の積極的な導入——そうした選択を後押しする言説に、親は日常的に触れている。

一方で、第二言語習得(SLA: Second Language Acquisition)の研究者たちが40年以上かけて取り組んできた問いの答えは、この通説とはやや異なる形をしている。「いつ始めるか」より「どれだけ・どのように接するか」のほうが、はるかに重要だという結論が見えてきているからだ。